はいさい!
本日は、2020年7月22日の水曜日です。
先月、緊急事態宣言が明け、今月からは県内への観光客も少しずつ増えつつあるように感じます。
神奈川在住の友人より、『現在の首里城はどうなっている?』とLINEが来たので、首里城について調べてみることに。
私自身、焼失後の首里城にはまだ行けてないので、今回は本やネットで調べた内容をまとめます。(後日、現地レポートもアップする予定です。)
首里城の火災
首里城と言えば、2019年10月31日の未明に、焼失というかなりショッキングな出来事がありました。
沖縄の歴史と文化のシンボル、首里城の焼失は、県民はもちろん、世界中に衝撃を与える出来事でした。
火災の原因は?
那覇市消防局の記者会見によると、
「LED照明関連が原因の可能性として高いが、原因の特定は困難。」
とのことです。
ネット上では、タバコの不始末やたき火が原因との噂もありましたが、タバコの吸い殻等は見つかっておりません。
原因が不届き者によるものではないということ、そして死傷者が出なかったことは不幸中の幸いだと感じました。
首里城は沖縄のシンボル
沖縄は、1429年から1879年までの450年の間、琉球王国として存在していました。
日本をはじめ、中国や東南アジアとの交流が盛んだった琉球王国。
その政治・外交・文化の中心として栄えていたのが首里城です。
実は焼失は5回目だった。
首里城が初めて建設された正確な年代は定かではありませんが、現在まで5回も焼失しているいう衝撃の事実。
首里城を管理する財団によると、
•1453年 (王位争い)
•1660年 (失火)
•1709年 (失火)
•1945年 (沖縄戦)
•2019年 (失火)
首里城、こんなに燃えてたんかい・・・!
戦後は、1957年から部分的に復元が進められていました。
そして、本格的な着工は1989年で、2019年の1月にようやく完全なる復元が終わったばかり・・・
そんな矢先の火災で非常に残念です。
現在の首里城は?
今年の6月12日より、正殿遺構が公開されています。
火災後、しばらく未公開となっていましたが、一部の公開が再開しているようです。
以前の首里城を知っている方にとっては、焼失した首里城を見てショックを受けるかもしれませんね。。。
しかし、遺構となっても世界遺産であることには変わりない首里城正殿。
すでに、復興へ向けた取り組みが行われているようなので、間近で見てみたいものです。
今月観光した人の話によると、焼けた後のような臭いをまだ感じるとか。
首里城正殿の再完成は?
政府によると、2026年までに完成予定とのことです。
2022年中には、本体の工事が進められるという工程表が発表された様子。
これは、2020年3月27日に行われた、関係閣僚会議にて発表されました。
再建の際には、スプリンクラーや火災報知など設備と防火対策を強化するということで、今回が最後の再建になることを願うばかりです。
6年後ということで、思ったより早い完成予定に期待しています。
さらに、県内外、いや国内外問わず募金が集まっていることを県民としてとても嬉しく感謝の気持ちでいっぱいです。
まとめ
沖縄で生まれ育った私にとって、首里城は地元のシンボルであり誇りです。
昨年の焼失は非常に残念で心苦しいものでした。
しかし、沖縄や首里城の歴史を調べ、これまで以上に興味を持つきっかけになりました。
首里城公園の公式サイトによると、『首里城復興モデルコース』が誕生しています。
復興に取り組む現在を見ておくことで、再建後の感動を改めて感じることもあるかと思います。
焼失した首里城をこの目に残し、数年後、再建を果たした姿を見に訪れる。
そうすることで、何倍もの感動を味わえるかもしれません。
後日、私は現地へ行ってきますので、改めて記事をアップしたいと思います。
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